読み方は同じでも意味が違う!? 知っておきたい「耐候性」と「耐光性」の違い
- tomo wada
- 2 時間前
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耐候性と耐光性の違い
3 耐光インキが必要な印刷物について 3-1 屋外に掲示する印刷物 4 まとめ |
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1. 「耐候性」と「耐光性」の違いについて
1-1「耐候性」とは…?
耐候性とは、プラスチックや塗料等の高分子材料が、屋外で使用された場合に、変形、変色、劣化等の変質を起こしにくい性質であることをいいます。
1-2「耐光性」と…?
耐光性とは光による劣化に対する抵抗性を意味します。自然環境の中で受ける影響の中で、光による変化が比較的大きく、特に紫外線による作用が顕著です。天然繊維をはじめ合成繊維も多かれ少なかれ、光による分解で黄変したり、強さが低下したりします。光に含まれる紫外線や青色の可視光には、漂白、酸化作用があり、染料や塗料の退色を引き起こします。
2. 印刷時に使用するインキの耐光性について
2-1 通常のインキ
「通常印刷用のインキ」とは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック・スミ)の4 色で印刷するインキのことです。この4 色の組み合わせは「プロセスカラー」と呼ばれ、およそすべての色を表現できます。「特色」と呼ばれるインキも通常印刷用のインキに含まれます。前述したプロセスカラーでは表現できない色を表現できるのが特徴で、特定の色をより忠実に表現する際に使われます。
2-2 耐光専用のインキ
耐光インキは通常のインキよりも太陽光(紫外線)による退色の進行が少ないインキです。 屋外で長期にわたり太陽光にさらされるポスター等で用いられます。 退色しにくい特殊な顔料を用いているため、耐光性は高まる長所がありますが、通常のインキに比べて鮮やかさが低下するといった短所もあります。
3. 耐光インキが必要な印刷物について
3-1 屋外に掲示する印刷物
耐光性インキを必ず使った方が良い印刷物をご紹介いたします。一番使用頻度が高い「選挙ポスター」です。統一地方選挙や国政選挙、都知事選挙などに使用されます。また幼稚園や学習塾の募集ポスターは屋外に設置することが多いため、必ず耐光インキを使用してください。
4.まとめ
お客さまからこんなご相談がありました。ある印刷通販の耐光インキを使った印刷物が納品されて屋外に貼り出しましたが3 日ほどで色褪せしてしまい、ベツプリさんでも同じことになるのかという内容でした。貼り出した場所の条件にもよりますが、耐光インキで印刷されていないケースがあるようです。耐光インキは通常インキに比べて高価なので、故意か事故かはわかりませんが、こういったトラブルを避けるポイントとして自社でしっかりと印刷している会社なのか調べてみてるもの1 つの手段です。
【投稿者プロフィール】ツムヤス部長
印刷一筋30 年の出力部部長。データ検証のプロフェッショナル。また、弊社が運営する屋外印刷物専門サイト「ソトプリ」の管理責任者でもあり、年間10万枚以上の耐光・耐水印刷を担当している。
実は格ゲー界で全国的な知名度の持ち主。座右の銘は「くうねるあそぶ。」
















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